ファブクッションに書いた詩の中に「片耳のAM(永遠)」というのがある
昔、カード式のラジオというものを持っていたんだけど
付属でついてるイヤホンは片方だけで
ちょっとおっさんくさいというか(競馬場付近で片耳イヤホンのおっさんをよく見かけた)
小学生低学年のわたしにとっては少し大人っぽいものだった
ひとりっ子のわたしはしょっちゅう何とはなしに外に出て
誰と遊ぶでもなく 草むらでAMを聴いた
家の中でも聴いたけど外の方が良い感じだと思ったから
意味もなく草むらにいた
その時間はふしぎで
風と生活音と音楽が混ざり合う
昔、カード式のラジオというものを持っていたんだけど
付属でついてるイヤホンは片方だけで
ちょっとおっさんくさいというか(競馬場付近で片耳イヤホンのおっさんをよく見かけた)
小学生低学年のわたしにとっては少し大人っぽいものだった
ひとりっ子のわたしはしょっちゅう何とはなしに外に出て
誰と遊ぶでもなく 草むらでAMを聴いた
家の中でも聴いたけど外の方が良い感じだと思ったから
意味もなく草むらにいた
その時間はふしぎで
風と生活音と音楽が混ざり合う
空の色が変わっていくのを見送りながら
ちょっと泣きそうなセンチメンタル
わたしは少年じゃなくて少女だったけど
きっと少年に生まれても同じことをしたんじゃないかな
どちらかというと男っぽかったわたしのそんな思い出やら、願いやらを
メロディに閉じ込めたのが
FLYING OLD CAR なのです
- 2014.05.18 Sunday
- きょうの妄想
- 18:36
- comments(2)
- -
- by エルー/erru
どこか中性的に聴こえる歌声は、実はerruさんの記憶と合いまっていたとは…すごく納得してしまいました。
ファンタジックで心を預けたくなる優しい lyric 。大切に聴き続けたい作品のひとつです。